弁護士相談はベリーベスト法律事務所 横浜オフィスへ。
弁護士インタビュー

ベリーベスト法律事務所 横浜オフィスは、各線「横浜」駅、西口ジョイナスB1F「南12番出口」より徒歩10分の位置にあります。JR線、東急東横線、京浜急行線、相鉄線、横浜市営地下鉄線と神奈川県屈指のメインターミナルの直近であり、訪れやすい立地が魅力です。 どのような弁護士相談が多く、実際にどのようなポリシーを持って対応しているのでしょうか。横浜オフィス所長、栗田 道匡弁護士にインタビューしました。
Q1.栗田先生が弁護士を目指すことになったきっかけは?
弁護士を志すにあたり、ドラマチックな出来事があったわけではありません。私は小さなころから祖母と仲が良く、大きな影響を受けて育ちました。大学の学部を選ぶときも祖母に相談したのです。すると「専門性が高い仕事がいいのでは?」というアドバイスをもらったため、考えた末、法学部を目指すことにしたことがはじめの一歩です。
実際に大学に入学して初めてじっくり学ぶことになった法学は、本当に楽しいものでした。法律は、明文化されているものです。つまり、すでに決まっているものともいえます。しかし、不思議なことに立場によって解釈が変わることがあるのです。ここに私は奥深さを感じました。また、法学部にいることを知った友人から、相談されることが増えました。しかし、大学生程度の知識では適切なアドバイスはできず、より「もっと知りたい」と強く思ったことを覚えています。これらが、弁護士となるきっかけとなるのかもしれません。
Q2.栗田先生にとって「弁護士」とは、どのような仕事でしょうか。

弁護士になって改めて日々感じていることがあります。大学でも学んだとおり、法律は憲法を軸にして大きく六法に分けられています。案件も、たとえば「離婚問題」や「刑事事件」、「企業法務」などのさまざまなくくりで分類します。しかし、ひとつとして同じ案件はありません。ひとりひとり事情が異なるため、改めて「どうすべきか」、「どうしたらもっとも相談者にとって良い結果となるのか」などを考える必要があります。数学などのようにたった一つの答えを導き出せればよいのですが、そのようなケースはひとつとしてありません。立場や状況によって、同じ法律の1文でも見る角度を変え、解釈を改めて考えることになります。そこが、弁護士という仕事の奥深さとむずかしさです。
だからこそ私は、「お客さまがどうしたいか?」を重視します。もし、どうしたらいいのかわからないという方がいれば、よりベストな結果を得るためにも状況を詳しくお伺いして「できることを示す」必要があるでしょう。場合によっては、お客さまのために戦うだけでなく、お客さまが今後不利な状況に陥らないよう、お客さまを説得することもあります。それが弁護士という仕事なのではないかと思い、日々勉強し続けています。
Q3.弁護士相談など、横浜オフィスならではの出来事はありますか?
横浜オフィスは、ベリーベストの中でも大規模なオフィスのひとつです。私自身が2代目の所長であり、令和3年2月現在10名の弁護士が所属しています。そのほかにも、複数のパラリーガルが弁護活動をサポートしてくれるという環境です。お客さまのお悩みを解決できるよう、力を合わせて対応しています。
来所されるお客さまは、横浜市内の方がほとんどですが、横須賀市をはじめ、主要幹線の沿線からいらっしゃるケースも多々あります。実際に私をはじめ横浜オフィスに所属する弁護士は、個々に案件を抱え、横浜の裁判所はもちろん、横須賀や相模原、川崎の裁判所へ足を運ぶことが少なくありません。職員全員がオフィスで顔を合わせられるという日は非常にまれで、珍しいことです。そこで、集まれた貴重な日には仕事帰りにハマスタへ野球を見に行ったり、中華街へ食事を行ったりすることもあります。
ご存じのとおり、横浜市は日本でも有数の都市であり、東京からも非常に近い場所にあります。私自身、横浜オフィスへ赴任する前は東京オフィスで働いていましたが、相談に来られるお客さまが抱えている問題が該当する分野や傾向は東京と大きく変わりません。
もっともご相談をいただく分野は「離婚問題」で、次いで残業代請求や不当解雇、労働災害などの「労働問題」や、「交通事故問題」が続きます。刑事事件では、電車などの公共交通機関が発達しているためか、やはり痴漢の弁護依頼を多くいただきます。そのほかには、中小企業を中心とした企業法務や、相続のご相談をいただくことも少なくありません。生活に密着したご相談を受けるケースがほとんどといえます。
Q4.栗田先生が弁護士として心がけていることを教えてください。

東京オフィスで職務している頃、より良いリーガルサービスの提供を目指した交通事故専門チームの立ち上げと展開に携わりました。
「より良いリーガルサービスの提供」
この目標は、所長となり、エリアマネージャーとしての役職も担う今も変わりありません。積極的に全国のオフィス同士で情報共有に努めるとともに、弁護士会の会合にも足を運び、最新情報の収集を欠かさずに行っています。お客さまの生活に密着した相談に対してアドバイスや事件処理をするためには、法律を知っているというだけでは対応できません。常に変化する状況や解釈をしっかり理解しておく必要があります。そのためにも情報収集は私にとって欠かせない仕事のひとつとなっています。
また、知識だけあってもお客さまに寄り添うことができなければ、弁護士としての仕事を全うすることはできないでしょう。そこで私は、お客さまとの打ち合わせの密度を高めることによって、お客さまが納得できる結果を導くことができるよう、常に心がけています。
Q5.印象に残っている事件はありますか?
やはり、案件そのものが長期化した事件が非常に印象に残りやすいかもしれません。たとえば、離婚の案件ではさほど長期化しないケースもあります。中には状況によっては裁判となるケースもありますが、それでも途中で和解することが多いでしょう。そのような中、すでに1年近く離婚をするために争っていて、調停も不調に終わったというタイミングで私が担当となった案件がありました。調停の次には裁判ですが、お客さまにとって裁判は初めてでしたから、陳述や尋問が行われるたびに、事前に綿密に打ち合わせをして、リハーサルのように練習を繰り返したことを覚えています。相手方が判決に納得せず控訴されたため最高裁まで争うことになったのですが、最終的に相談者が希望したとおりの判決が下ったときは心からホッとしました。
それから、企業法務では時代の流れを感じることがたびたびあります。ビジネスの世界は流行とともに移り変わるものです。そのためか、「親世代から紹介を受けた弁護士に顧問を依頼しているものの、業態やサービスを理解していないようで適切なアドバイスを受けられていない」という不安を感じるお客さまのご相談を受けるケースは少なくありません。チェーンやフランチャイズ契約に関することはもちろん、IT系など、一昔前にはなかったサービスの内容を理解できなければ、適切なアドバイスは難しいでしょう。改めて、絶え間なく情報収集をすることの重要性を実感しつつ、業務に対応しています。
Q6.ベリーベスト法律事務所に相談するメリットを教えてください。

ベリーベスト法律事務所は、多数の弁護士が所属する国内でも大きな弁護士事務所です。対応している分野も多岐にわたり、各分野に経験が豊富な弁護士が所属しています。それぞれの知見、経験、ノウハウを、全国にあるオフィスのどこからでもすぐに共有できる環境があることが最大の強みといえるでしょう。ご相談の中には、複数の問題を抱え、それぞれを解決しなければならないケースも少なくありません。そのためにそれぞれを専門とする弁護士を探し、事情を説明するとなると、非常に大きな負担となります。しかし、ベリーベストであればワンストップで対応が可能です。
また、多くのケースで調停や裁判を行う際は、相手方の所在地にある裁判所で申し立てる必要があります。もし、個人の法律事務所に依頼していれば、現地で対応してもらうことが時間的に難しかったり、交通費などの費用が非常に大きくなってしまったりする可能性があるでしょう。しかし、ベリーベスト法律事務所であれば、全国にオフィスがあるため、連携した対応が可能です。何度も経緯を説明する必要もありません。
大手事務所だからこそのスピード感と相談のしやすさは、お客さまにとって大きなメリットとなると考えております。
Q7.弁護士相談を検討している方へメッセージをお願いします。
「弁護士に相談することは敷居が高い」
そうお考えの方は、いまだに多くいらっしゃるようです。私は、そのようなハードルを取っ払い、困ったことがあればすぐに相談できる、生活に密着した弁護士でありたいと考えています。
とはいえ、弁護士と相談者の間に信頼関係がなければ適切なサポートはできません。疑問や要望があれば、相談の際に率直に教えていただければと思います。「先生だ」と思う必要は一切ありません。私たち弁護士は、たとえ、実際に依頼をしていただかなくても、解決の糸口につながるアドバイスをすることができます。
また、ベリーベスト法律事務所では、数多くの分野で無料相談を受け付けています。まずは遠慮なく、お気軽にお問い合わせください。あなたが抱える問題をクリアにできるよう、力を尽くします。